Basee

AIアシスタントから​使う

Claude・Codex・Grokなどの​AIアシスタントから、​会話で​Baseeを​操作する​方​法を​説明します。​管理者の​準備、​接続の​手順、​頼み方の​例、​レシートの​送り方、​接続の​取り消しを​まとめています。

普段お使いのAIアシスタント(Claude・Codex・Grok)をBaseeに接続すると、会話でBaseeを操作できます。「出勤を打刻して」「このレシートで経費を登録して」のように頼むと、AIアシスタントがあなたの権限の範囲でBaseeの情報を確認し、打刻や申請を行います。

AIチャットとの違い

画面右下の「AIチャット」はBaseeの画面の中で使い方を質問する機能です。この章で説明する「AIアシスタント接続」は、Baseeの外にあるAIアシスタントのアプリからBaseeを操作する機能です。

できる​こと

AIアシスタントからできる操作は次のとおりです。できる操作は、接続したアカウントのロールによって決まります。

操作内容実行のされ方
情報を見る自分の勤怠・有給の残り・経費、見積・請求・取引先、経費カテゴリ・プロジェクト、自分が承認する申請頼むとそのまま表示されます
打刻する出勤・退勤・中抜けの開始と終了頼むと、すぐに実行されます
休暇を申請する・経費を登録する休暇の申請と立替経費の登録(領収書などの証憑のアップロードを含みます)登録の前に、内容の確認があります
見積・請求の下書きを作る見積書・請求書の下書きの作成(発行とメール送信はしません)登録の前に、内容の確認があります
申請を承認・却下する自分が承認者になっている経費・有給・残業の申請の承認・却下登録の前に、内容の確認があります

ロールに​よる​違い

ロールできる操作
管理者・経理・メンバー上の表の操作すべて(データの範囲はBaseeの画面と同じです)
税理士「請求を見る」のみ(この組織の請求と取引先を見られます)
社労士AIアシスタントからは操作できません(接続を許可できません)
確認してから実行されるもの・すぐに実行されるもの

休暇の申請・経費の登録・見積と請求の下書き・承認と却下は、AIアシスタントがまず登録する内容を見せ、あなたが同意してから実行します。内容が違う場合は、同意せずに訂正を伝えてください。打刻だけは確認なしですぐに記録されます(時刻は指定できず、頼んだ時点の時刻で記録されます)。

AIアシスタントからは次の操作はできません。Baseeの画面で行ってください。

  • 見積書・請求書の発行とメール送信(AIアシスタントが作るのは下書きだけです)
  • データの削除、設定の変更
  • 過去の打刻の修正(勤怠画面で行います)
  • 承認依頼の回付、承認限度額を超える経費の承認

管理者の​準備

AIアシスタント接続は、組織で有効にするまで使えません。有効にできるのは管理者です。

AIアシスタント接続の画面を開く

サイドバーの「設定」>「連携」グループにある「AIアシスタント接続」を開きます。

組織で有効にする

「組織での利用」カードの「有効にする」を押します。状態のバッジが「有効」になり、「AIアシスタント接続を有効にしました」と表示されます。これで各利用者がAIアシスタントから接続できるようになります(接続は利用者ごとに同意画面で許可します)。

「接続中のアプリ」には、組織の利用者が接続したアプリが、利用者・アプリ・接続日・最終利用(目安)とともに一覧で表示されます。「取り消す」を押すと、その利用者のその接続を取り消せます。

「無効にする」を押すと、接続中のアプリからも使えなくなります。接続そのものは取り消されないため、もう一度「有効にする」を押すと、同じ接続のまま使えるようになります。

AIアシスタントを​接続する

各利用者が、自分のAIアシスタントにBaseeを登録します。Claudeは、コネクタの一覧から「Basee」を選んで追加できます。それ以外のAIアシスタントでは、次のURLを登録します(どのAIアシスタントでも同じです)。

https://app.basee.io/mcp

Claude​(Claude.ai・デスクトップアプリ)

コネクタの一覧からBaseeを追加する

Claudeのサイドバーで「カスタマイズ」を選び、検索に「Basee」と入力して追加します(Claude.aiもデスクトップアプリも同じです)。Claudeにログインした状態で Baseeのコネクタのページ を開いても追加できます。TeamプランやEnterpriseプランでは、Claudeの組織の管理者がBaseeを使えるようにしている必要があります。

一覧から追加する代わりに、カスタムコネクタとしてURL https://app.basee.io/mcp を追加しても、同じように使えます。

Baseeで接続を許可する

接続を始めるとブラウザでBaseeが開きます。後述の「同意画面で確認すること」を確かめて「接続を許可」を押します。

(任意)レシートを自動で送れるようにする

Claudeがレシートのファイルを自動でBaseeに送るには、Claudeのコード実行でネットワークにつなげる先(許可するドメイン)に app.basee.io を追加します。Claudeの「設定」>「機能」のコード実行の項目で設定します(TeamプランやEnterpriseプランでは、Claudeの組織の管理者が設定します)。

設定しなくても使えます。その場合は、Claudeが案内するアップロード用のURLをブラウザで開いて、レシートを送ってください(後述の「AIアシスタントがファイルを送れないとき」)。

Codex

MCPサーバーを追加する

Codexアプリの「設定」>「MCP servers」で「Add server」を選び、Streamable HTTPのURLとして https://app.basee.io/mcp を追加します。

Baseeで接続を許可する

ブラウザでBaseeが開いたら、同意画面を確かめて「接続を許可」を押します。Codexはパソコンにインストールしたアプリなので、同意画面の戻り先は「このパソコン」と表示されます。

Grok

Grokの有料プランで使えます。

カスタムコネクタを追加する

grok.com の「Connectors」で「New Connector」>「Custom」を選び、URL https://app.basee.io/mcp を入力します。BusinessプランやEnterpriseプランでは、Grokの組織の管理者が登録します。

Baseeで接続を許可する

ブラウザでBaseeが開いたら、同意画面を確かめて「接続を許可」を押します。

Grokは「再認証」が必要になることがあります

Baseeに新しい操作が増えたときや、接続を取り消したあとは、Grokの設定画面でBaseeのコネクタの「再認証」を行ってください。Grokは接続し直すまで新しい操作を認識しません。また、会話の中からは再認証できません(Grokが「Baseeを使えない」と答える場合も、設定画面から再認証します)。

同意画面で​確認する​こと

AIアシスタントから接続を始めると、ブラウザでBaseeの画面が開きます。Baseeにログインしていない場合は、先にログイン画面が表示されます。接続のたびに、次の同意画面「「(アプリ名)」からの接続を許可しますか」が表示されます。

項目確認すること
接続するアプリアプリ名と戻り先(許可したあとに移動するアドレス)が、今接続しようとしているAIアシスタントのものか。Claudeは claude.ai、Grokは grok.com、Codexは「このパソコン」と表示されます
接続するアカウント組織名・氏名(ロール)・メールアドレスが、接続したいものか
(アプリ名)ができることロールで決まる、AIアシスタントからできる操作の一覧

内容に問題がなければ「接続を許可」を押します。AIアシスタントの画面に戻り、Baseeが使えるようになります。自分で接続の操作をしていない場合や、戻り先に心当たりがない場合は「許可しない」を押してください。

複数の組織に所属している場合

1回の接続で使える組織は1つです。ログイン時に組織を選ぶ画面が表示されたら、接続したい組織を選びます。同意画面の「接続するアカウント」で組織が違っていたら「組織を切り替えて接続し直す」を押し、組織を選び直してください。別の組織も使いたい場合は、組織ごとに接続します。

許可すると、AIアシスタントが見た内容は、そのAIアシスタントの提供元に送られます。

使い方の​例

接続したら、AIアシスタントに普段の言葉で頼みます。AIアシスタントは最初にあなたの組織・氏名・できる操作・今日の日付を確かめてから操作します。

やりたいこと頼み方の例
打刻「出勤を打刻して」
休暇の申請「来週の月曜に有給を申請して」
立替経費の登録「このレシートで経費を登録して」(レシートの画像を添えて)
見積の下書き「〇〇商事に、サーバー保守 30 万円の見積の下書きを作って」
経費の確認「今月の自分の経費を見せて」
承認「承認待ちを見せて」→「1 件目を承認して」

打刻

出勤・退勤・中抜けの開始と終了を打刻できます。頼んだ時点の時刻ですぐに記録されます。退勤を打刻すると、労働時間・中抜け・今月の残業の合計が返ってきます。

  • Baseeの休憩は勤務時間から自動で差し引かれるため、休憩の打刻はありません。私用などで勤務を離れるときは中抜けを打刻します
  • 今月の勤怠が確定済みの場合は打刻できません
  • 打刻の修正はBaseeの勤怠画面で行います

休暇の​申請

1日・期間(有給の全休のみ)・半休(午前・午後)と、組織独自の休暇の種類を申請できます。AIアシスタントが日付・種類・承認者を確認として見せるので、同意すると承認待ちの申請が作られ、承認者に通知が届きます。

見積・請求の​下書き

取引先・件名・明細を伝えると、AIアシスタントが取引先を探し、明細・小計・消費税・合計を確認として見せます。同意すると、見積書は「見込み」、請求書は「未発行」の下書きとして作られ、詳細画面のURLが返ってきます。発行・PDFの送付・メール送信はBaseeの画面で行ってください。

承認・却下

「承認待ちを見せて」と頼むと、あなたが今の承認者になっている経費・有給(取消申請を含む)・残業の申請が一覧で表示されます。詳しく見たい申請を伝えると、申請者・内容・承認経路などが表示されます。「承認して」「却下して」と頼むと、AIアシスタントが内容を確認として見せ、同意すると実行します。

  • 却下するときは理由が必要です
  • 承認時にコメントを付けられます
  • 承認限度額を超える経費の承認と回付はできません。AIアシスタントが案内するURLからBaseeの画面で行ってください

レシート​(証憑)の​送り方

立替経費を登録するときは、レシートや領収書の画像・PDFを会話に添えて「このレシートで経費を登録して」と頼みます。

AIアシスタントがレシートを読み取る

日付・支払先・金額・インボイスの登録番号などの読み取りは、AIアシスタントが行います。

AIアシスタントがファイルをBaseeに送る

AIアシスタントは、Baseeが発行したアップロード用のURLへ、レシートのファイルを送ります。

内容を確認して同意する

発生日・件名・支払先・金額・経費カテゴリ・証憑・承認者などが確認として表示されます。同じ発生日・金額・支払先の立替経費がすでにある場合は、重複の警告も表示されます。内容が正しければ同意します。登録されると経費番号と詳細画面のURLが返ってきます。

AIアシスタントが​ファイルを​送れない​とき

AIアシスタントの環境によっては、ファイルを送れないことがあります(Claudeで許可するドメインに app.basee.io を追加していない場合など)。その場合、AIアシスタントがアップロード用のURLを案内するので、そのURLをブラウザで開きます。「証憑のアップロード」画面で「証憑ファイル」を選び、「送信する」を押してください。送ったあとは、AIアシスタントに「送ったよ」と伝えると、AIアシスタントが届いたことを確かめて登録を続けます。

項目内容
有効期限発行から10分(1回だけ使えます)
大きさ10 MBまで
送れる形式JPEG・PNG・HEIC・PDF

URLの期限が切れた場合や使えなくなった場合は、AIアシスタントに新しいURLの発行を頼んでください。

証憑が無いとき

メンバーが立替経費を登録するには、証憑を送るか、証憑が無い理由を伝える必要があります。証憑はあとから経費の画面で添付することもできます。AIアシスタントから登録できるのは立替経費だけです。

接続の​確認と​取り消し

自分の​接続を​確認・取り消す

マイページの「AIアシスタント接続」に、自分が接続しているアプリが接続日・最終利用(目安)とともに表示されます。使わなくなったアプリは「取り消す」を押して、確認画面でもう一度「取り消す」を押します。

組織の​接続を​取り消す​(管理者)

管理者は「設定」>「連携」>「AIアシスタント接続」の「接続中のアプリ」から、組織内の利用者の接続を取り消せます。退職した人や、心当たりのない接続を見つけたときに使います。

取り消した接続は、そのAIアシスタントからは使えなくなります。もう一度使うには、AIアシスタントからBaseeに接続し直してください(Grokは設定画面で「再認証」します)。また、長期間(30日以上)使わなかった場合も、接続し直しが必要になります。

うまく​いかない​とき

状況原因と対処
同意画面に「この組織ではAIアシスタント接続が有効になっていません」と表示される組織でAIアシスタント接続が有効になっていません。管理者に「管理者の準備」を依頼し、有効になったらAIアシスタントで接続をやり直してください
AIアシスタントが「この組織ではAIアシスタント接続が有効になっていません」と答える接続したあとに組織で無効にされました。管理者に有効にするよう依頼してください
同意画面に「AIアプリからできる操作がありません」と表示されるロールが社労士のアカウントは、AIアシスタントから操作できません
「組織のご契約の状態により、現在Baseeを利用できません」と表示される組織の契約の状態により、Basee自体が使えない状態です。組織の管理者にお問い合わせください
頼んだ操作ができない・その操作が無いと言われるロールで許されていない操作です(例: 税理士は請求と取引先を見ることだけできます)。Grokでは、新しい操作が増えたあとにコネクタを再認証していないと、その操作が見えません
「社員情報が紐付いていないため、…できません。」と表示される打刻・申請・経費の登録には、アカウントに社員情報が紐付いている必要があります。管理者に確認してください
「今月の勤怠は確定済みのため、打刻できません。」と表示されるその月の勤怠が確定済みです。修正が必要な場合は管理者に相談してください
承認限度額を超える経費を承認できない・回付したいAIアシスタントからはできません。案内されたURLからBaseeの経費詳細画面で行ってください(承認ワークフロー)
経費の登録で「承認者を設定できませんでした。」と表示される経費の承認者が決まっていません。管理者に承認者の設定を依頼してください
AIアシスタントがBaseeを使えなくなった接続が取り消されたか、長期間使わなかった可能性があります。AIアシスタントから接続し直してください